GUIDE公開: 2026年7月5日 / 更新: 2026年7月12日
マーダーミステリーは初心者でも楽しめる?始め方ガイド
文: THE CAST編集部
マーダーミステリーは初心者でも十分楽しめます。GMという進行役がいる店舗なら、ルールを知らなくても大丈夫。料金は店舗型が1回1,000〜7,700円程度、自宅キットは1箱2,750円からで、始め方は一人で店舗に行くか、2人・友人4人で自宅キットを試すか、東京以外の店舗に行くかで変わります。
目次
マーダーミステリーとはどんな遊び?
マーダーミステリー(通称マダミス)は、参加者それぞれが物語の登場人物を割り当てられ、事件の真相を推理し合う体験型ゲームです。自分だけが知る秘密を抱えたまま、ほかの参加者と会話・交渉しながら真相に迫っていきます。ミステリー小説の「登場人物側」になる遊び、と言うのがいちばん伝わりやすいかもしれません。
大きな特徴は、同じシナリオは人生で一度しか遊べないこと。真相を知ってしまったら、二度目はありません。だからこそ業界には「ネタバレ厳禁」の文化が根付いていて、SNSでの実況や感想の投稿でも作品名を伏せる、結末に触れないといった配慮が当たり前になっています。「感想を言い合いたいのに、うっかり話せない」というもどかしさは、実はマダミス経験者なら誰でも一度は通る道だったりします。
初心者の不安、実際のところ
演技ができるか不安な人へ
「演技ができないと迷惑をかけそう」が最も多い不安です。でも実際には、声色を変えたり熱演したりする必要はありません。キャラクターの設定に沿って普通に会話すれば成立します。専門店のGMが進行を整えてくれるので、詰まっても大丈夫です。
知らない人と遊ぶのが怖い人へ
「知らない人と遊ぶのが怖い」——そう思う人も多いはず。個人参加者同士が集まるオープン公演は、それが前提の場です。編集部も最初はここが一番の関門でした。関西初の専門店である大阪・梅田のフーダニットは2020年に開業し、現在も継続営業中。初参加者向けのルール説明や体験会を用意し、5〜6名の少人数制シナリオが中心で、関西でマダミスを始めるならまず候補に入る一軒です。完全予約制・事前決済で、予約はオンラインまたは電話・メールから行えます。
画像: 公式サイトよりマーダーミステリーフーダニット¥4,000〜/人大阪常設秘密を守れるか不安な人へ
「うっかり秘密をしゃべってしまわないか」も気になるポイントですが、キャラクターシートには「これは話してもいい」「これは隠したほうがいい」の目安が書かれていることがほとんどです。迷ったら黙っておけば大きな失敗にはなりません。慣れてくると、この駆け引きそのものが楽しくなってきます。
店舗型とキット、GMがいる/いないで何が変わる?
マーダーミステリーの店舗型公演には、たいていGM(ゲームマスター)と呼ばれる進行役がいます。シナリオの進行管理はもちろん、キャラクターを演じてその場の空気をつくる役割も担っていて、「劇的マーダーミステリー」を掲げる店舗ではGM自身が専用の衣装を着て、物語世界の住人として参加者に接してくれます。ルールを間違えたらどうしよう、という不安は、GMがいる時点でほぼ解消されると考えて大丈夫です。
一方、自宅キットの多くはGMレス設計。自分たちだけで進行しますが、そのぶん料金の仕組みがまったく違います。当サイト掲載の店舗型は1回1,000〜7,700円程度で、これは1人あたりの金額です。対して自宅キットは1箱の価格なので、4人用のマーダーミステリー・エントリーガイドBOX 2026なら3,520円を4人で割って1人880円ほど、2人用の花と額縁と殺人とも2,750円を2人で割れば1,375円です。人数さえ揃えば、店舗より割安に始められます。
所要時間の幅も違います。店舗型は短い作品で90分から、渋谷のマダミスハウス(渋谷)のように長い作品では8時間に及ぶものまであり、作品ごとの差がかなり大きいのが実情です。自宅キットは70〜180分程度で収まるものが多く、初めての一本には短時間の作品から選ぶほうが安全です。
状況別、初めての一本はこれ
始め方に、唯一の正解はありません。一人で行くか、2人か、友人4人が集まるか、東京以外に住んでいるか。状況によっておすすめは変わるので、全部の組み合わせは追わず、代表的な4パターンだけ選びました。
一人で行くなら
一人で参加するなら、渋谷のマダミスハウス(渋谷)がまず候補です。100以上のシナリオを抱える専門店で、「はじめてのマダミス」という初心者向けの定例企画を継続的に開催しています。一人参加は心細い、と言い切りたいところですが、初対面の人と卓を囲むからこそ生まれる盛り上がりもあるので、正直どちらが向いているかは人によります。
画像: 公式サイト(スクリーンショット)よりマーダーミステリーマダミスハウス(渋谷)¥3,500〜¥7,000/人東京・渋谷常設大丈夫です。
2026年7月に新宿・四谷三丁目にオープンしたばかりのジョイマダも、一人予約の来店客が多いと公式が案内している新店です。オープンしたてで口コミはまだ少ないものの、まずは公式の作品ラインナップを見て選べば大きな失敗にはなりません。ほかにも一人で楽しめる体験はソロ活の体験ガイドにまとめています。
2人で行くなら
友人や恋人と2人だけなら、自宅で完結する花と額縁と殺人とが候補です。社交ダンスの大会を舞台にした2人専用のマダミスキットで、90分・2,750円。マダミスは大人数のイメージがありますが、これは数少ない2人フォーマットです。
初対面の相手と卓を囲む店舗型のオープン公演も選択肢ではありますが、気心の知れた相手と二人だけで完結させたいなら、キットのほうが向いています。ふたりの夜の予定に、ちょうどいい重さです。
友人4人が集まるなら
ちょうど4人集まる予定があるなら、自宅で遊べるマーダーミステリー・エントリーガイドBOX 2026が本命です。「入門ボックス」と銘打たれた通り、GM不要で4人そろえば約70分で完結する設計で、遊び方の解説や専門店紹介の副読本まで同梱されています。編集部としても、いきなり本格公演に飛び込むよりこちらから始めるのを勧めたくなります。
画像: 公式サイトよりマーダーミステリーマーダーミステリー・エントリーガイドBOX 2026¥3,520〜/1キット自宅・オンライン随時4人ちょうどなら、実は店舗の貸切公演を組む手もあります。Rabbitholeは4人から貸切を受け付けているので、キットで肩慣らししてから貸切公演に進む、という流れも組めます。7人ちょうど集まる機会があれば、同じGMレス設計で近未来SFを描くゲノムの塔という選択肢も。何人集まるかで選択肢は大きく変わるので、人数で選ぶ体験ガイドも参考になります。
東京以外に住んでいるなら
東京在住でなくても、選択肢はあります。名古屋・黒川のFortune名古屋店は、1時間半・1,000円という破格の入門シナリオを用意していて、マダミスの雰囲気を先に確かめてから本格作品に進みたい人に向いています(余談ですが、この価格を見たとき編集部も二度見しました)。
大阪なら、関西初のマーダーミステリー専門店として2020年に開業した梅田のフーダニット。初参加者向けのルール説明や体験会があり、5〜6名の少人数制シナリオが中心なので、関西でマダミスを始めるならまず候補に入る一軒です。
当日はこんな流れで進みます
受付を済ませたら、まずキャラクターシートと呼ばれる自分だけの設定資料を受け取ります。名前・職業・ほかの登場人物との関係、そして自分だけが知る秘密が書かれています。
GMの進行で自己紹介パートが始まり、そこから複数のフェーズに分かれて、参加者同士の会話・情報交換が進んでいきます。最後に真相が明かされ、種明かしパートで仕掛けが解説される、という流れが一般的です。この構成を知っておくだけでも、当日の心構えはずいぶん変わります。
迷ったら、どこから始めればいい?
状況別に選んでもまだ迷うなら、所要時間で決めるのも手です。自宅キットは70〜180分、店舗型は90分から長いものは8時間に及ぶので、時間に余裕がある日を選ぶなら店舗型、平日の夜に手早く済ませたいならキット、という切り分けもできます。マーダーミステリー一覧から、エリアや料金で絞り込んで探せます。
マーダーミステリーと似たジャンルとして、謎解き・脱出ゲームやイマーシブシアターもあります。それぞれの違いは4ジャンルの違いを整理する記事で確かめられます。
THE CASTは、掲載している店舗から広告費や予約の手数料を受け取っていません。渋谷でも新宿でも名古屋でも大阪でも、自宅キットでも、そこはフラットに比べて選べます。今週末、ちょっと動いてみませんか。
FAQ
よくある質問
- マーダーミステリーに演技力は必要ですか?
- 必須ではありません。キャラクター設定に沿って普通に会話できれば十分成立します。GM(進行役)のいる専門店なら、詰まったときもフォローしてもらえます。
- 1人で参加してもいいのですか?
- はい。専門店のオープン公演は個人参加が前提の場です。渋谷のマダミスハウスは「はじめてのマダミス」という初心者向け定例企画を継続開催しており、新宿・四谷のジョイマダも一人予約の来店客が多いと公式が案内しています。
- 料金の相場はどれくらいですか?
- 当サイト掲載の専門店では1回1,000〜7,700円程度(作品・店舗により変動)です。名古屋・黒川のFortune名古屋店には1時間半・1,000円という入門シナリオもあります。自宅キットなら1箱2,750〜4,400円程度で、人数で割ればさらに割安になります。最新の料金は各公式サイトでご確認ください。
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この記事で紹介した体験

画像: 公式サイトより
マーダーミステリー
マーダーミステリー専門店 Rabbithole
- 料金
- ¥3,800〜¥5,000/人
- 場所
- 東京ほか
- 所要時間
- 約2時間
- 人数
- 4〜15人
- 開催期間
- 常設
初心者OK5人以上OK

画像: 公式サイトより
マーダーミステリー
フーダニット
- 料金
- ¥4,000〜/人
- 場所
- 大阪
- 所要時間
- 約3時間
- 人数
- 5〜6人
- 開催期間
- 常設
初心者OK5人以上OK※土日祝中心・平日は不定期営業

画像: 公式サイトより
マーダーミステリー
マーダーミステリーキット「花と額縁と殺人と」
- 料金
- ¥2,750〜/1キット
- 場所
- 自宅・オンライン
- 所要時間
- 約1時間30分
- 人数
- 2人
- 開催期間
- 随時
初心者OK2人におすすめ

画像: 公式サイトより
マーダーミステリー
マーダーミステリーキット「ゲノムの塔」
- 料金
- ¥4,400〜/1キット
- 場所
- 自宅・オンライン
- 所要時間
- 約3時間
- 人数
- 7人
- 開催期間
- 随時
5人以上OK年齢制限あり
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