GUIDE公開: 2026年7月6日

雨の日でも楽しめる没入体験の選び方

文: 深町 サキTHE CAST編集部ライター。イマーシブ・展示・シーン企画を担当

雨の日でも、謎解き・マダミス・イマーシブ・体験型展示はほとんどが屋内開催なので予定通り楽しめます。中には地下街を舞台にした作品や、天候に左右されない常設型もあり、傘を気にせず一日過ごせる選択肢がそろっています。

目次

そもそも雨に強いジャンルはどれ?

雨予報を見て、予定を変えようか迷っていませんか。

謎解き・脱出ゲームの多くはビル内の常設ルームで開催され、マーダーミステリーの専門店・体験型展示・多くのイマーシブ体験もほぼ屋内型です。屋外を長時間歩く街歩き・周遊型だけは、雨天だと体験の質が落ちやすいので注意が必要。「今日は雨だから外は避けたい」——そんな日には、それ以外のジャンルから選ぶのが近道です。

逆に言えば、選択肢はかなり豊富です。謎解き・マダミス・イマーシブ・展示のどれも屋内型の作品が多数あるので、「雨の日だから遊べる体験がない」ということはまずありません。

むしろ、雨の日は屋内型の予約が取りやすくなる、という声もあります。晴れた週末は外の街歩き企画に人が流れる分、室内完結の体験は逆に空いていることも。天気を味方につける、という発想もありです。狙っていた回が晴れの日は満席でも、雨の日なら空きが出る、というのは十分にあり得ます。

傘立てや濡れた靴の心配がいらない一日は、それだけで気分が軽くなるものです。雨の日のおでかけを面倒に感じている人ほど、屋内完結の没入体験は試す価値があります。

今回紹介した以外にも、屋内完結の没入体験は日々増えています。次に雨予報を見たときは、傘の心配をする前に、この記事を思い出してもらえたらうれしいです。晴れの日用のリストと、雨の日用のリストを、頭の片隅にふたつ持っておくくらいがちょうどいいと思います。天気予報アプリを開く前に、まずこのページをこっそりブックマークしておいてもらえたら、なおうれしいです。

地下街や商業施設内なら、傘いらずで一日過ごせる

新宿サブナードを舞台にした新宿謎解き街歩き くまっキーとナゾトキバーゲン大作戦は、街歩き型でありながら地下街での開催なので天候に左右されにくいのが特徴です。所要180分・料金2,700円で、イヤホンまたはヘッドフォン必須・LINEアプリを使用します。買い物を楽しみながら参加でき、街歩き謎解きの入門編としても選びやすい一本。地下街なので、雨で靴が濡れる心配もありません。

お台場の商業施設内にある台場怪奇学校も、施設に入ってしまえば天候を気にせず楽しめる常設型です。デックス東京ビーチ4階・台場一丁目商店街内という立地で、名古屋にも分校があります。個人的には、雨の日ほど怪奇学校日和だと思っています。

新宿サブナードの企画は東京ミステリーサーカスとSCRAPの企画制作によるもの。ただし終了日が公式に明記されていないため、行く前に開催状況を確認しておくと安心です。雨予報の日ほど、こういう一手間を惜しまないほうがいいです。

新宿謎解き街歩き くまっキーとナゾトキバーゲン大作戦(公式サイトのOGP画像より)街歩き・周遊型新宿謎解き街歩き くまっキーとナゾトキバーゲン大作戦¥2,700〜/人東京・新宿2025.7.29〜

屋内型のジャンルなら、天候はほぼ関係ない

地下街に頼らなくても、そもそも屋内完結のジャンルはいくつもあります。

謎解き・脱出ゲームの常設ルーム

原宿のリアル脱出ゲーム原宿店や、新宿のパラノマサイト AltFILE23のような常設の脱出ゲーム施設も、雨の日の定番です。パラノマサイトは予約なしで入場でき(混雑時は整理券)、30分・2,000円というライトさもうれしいポイント。新宿南口店のほか札幌・名古屋大須・広島本通・福岡天神にも店舗があるので、出張や旅行先で雨に降られたときにも心強い選択肢です。ふらっと立ち寄って、雨宿りがてら1本遊ぶ、という使い方もできます。

リアル脱出ゲーム原宿店(公式サイトのOGP画像より)謎解き・脱出ゲームリアル脱出ゲーム原宿店料金は公式サイトでご確認ください東京・渋谷常設

マーダーミステリー専門店

東京・大阪に多店舗展開するRabbitholeや、新宿のロストプロダクトのようなマーダーミステリー専門店は、いずれも駅近の屋内店舗で、100〜300分ほど室内で完結する作りなので、天候の影響をほぼ受けません。移動距離が短くて済むのも、雨の日にはありがたいポイント。長丁場になりやすい分、雨で外出予定が崩れた日の「思い切って一日使う」候補としても向いています。

傘、いりません。

体験型展示

東京・八重洲のひとのでんわ展のような体験型展示も、館内で完結するため雨天でも快適です。60〜90分程度で楽しめるボリュームなので、他の予定と組み合わせやすいのも利点です。大阪の1999展や豊洲のピクサーの世界展も同様に屋内完結。ピクサーの世界展は完全日時指定制なので、雨天でも予定が崩れる心配がありません。

そもそも外出しない、という選択肢も

雨がひどい日は、そもそも家から出ない、という選択肢もあります。自宅で遊べる謎解き・物語体験キットなら、傘の出番すらありません。第四境界の人の交換日記は、実在の小学生の交換日記がフリマに出品されたという体裁で届く郵送完結型。雨で予定が崩れた午後、届いたキットを開けて過ごす、という楽しみ方もできます。

ふたりなら花と額縁と殺人とが90分・2,750円で手頃、4人集まるなら名探偵コナンコラボの四宝館からの脱出もいい選択肢です。7人そろう予定だったのに雨で誰か来られなくなった、というときは日程を仕切り直すのも手。詳しい選び方は自宅キットの選び方ガイドにまとめています。

自宅キットの良さは、天気予報を気にする必要が最初からないことです。届いてしまえばこちらのもの。窓の外がどれだけ荒れていても、物語は変わらず始まります。

人の交換日記(公式サイトのOGP画像より)イマーシブシアター・没入公演人の交換日記¥6,800〜/1キット自宅・オンライン随時

雨の日、何に気をつければいい?

雨の日は、傘や上着など雨具の持ち込みルールが会場ごとに違うので、ロッカーの有無を含めて訪問前に公式サイトを確認しておくと安心です。街歩き・周遊型は荒天時に中止・延期になる場合もあるので、当日の情報は公式サイトやSNSでチェックを。

完全予約制の体験がほとんどなので、雨予報が出ている日ほど、早めの予約をおすすめします。せっかくの休日、雨だからと予定を諦めるのはもったいないです。傘をたたんで、屋内で物語に混ざりに行きましょう。

同じジャンルでも、屋内型と屋外型が混在しているのが没入体験のややこしいところです。予約前に会場の形式(venue・home・dine・stay)をひとつ確認する癖をつけておくと、雨の日に限らず失敗が減ります。

梅雨の時期や台風シーズンは、そもそも屋内型を軸に予定を組んでおくというのも賢いやり方です。天気予報とにらめっこするストレスから、少し自由になれます。年間を通して屋内型を何本か候補に持っておくと、急な予定変更にも強くなります。

余談ですが、編集部が雨の日に一番助けられたのは、地下街から一歩も出ずに1日過ごせた新宿サブナードの回でした。傘を持たずに出かけられる日って、意外と貴重なんですよね。

FAQ

よくある質問

雨の日でも街歩き型の体験を楽しめますか?
難しくはありませんが、長時間の屋外歩行を伴うため、雨天だと体験の質が落ちやすいジャンルです。地下街や商業施設内で完結する街歩き企画(新宿サブナード等)なら雨の影響を受けにくいので、そちらを選ぶのがおすすめです。
台風など悪天候時に中止になることはありますか?
屋内開催の作品は基本的に天候による中止は少ないですが、街歩き・周遊型は荒天時に中止・延期になる場合があります。開催当日の情報は各公式サイト・SNSでの確認をおすすめします。
雨の日でも予約は必要ですか?
作品によります。完全予約制の体験がほとんどなので、雨予報が出ている日ほど早めの予約をおすすめします。

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